普通、自動車の買い替えというと新しい自動車への買い替えを行うのが通説であると思われるでしょう。しかし、それはあまりにも常識に囚われすぎていると思います。なぜならば、自動車を購入する意味というのは、なにも新しい自動車に乗りたいとか自動車の機能面だけを重視するだけではなく、自動車の持つレトロな魅力に触れることもあるからです。そのようなことから、私は旧式の自動車への買い替えを検討しています。旧式というのはつまり、いわゆるレトロカーというものであり、今から20年とか30年くらい前の自動車です。

レトロカーは見る人から見ればただのゴミのような自動車であると思われるかもしれません。確かにそれは否定できないでしょう。というのも、レトロカーは今の自動車からしてみると機能面で何一つ優れている部分がありませんので、快適な走行ができないという大きな欠点を抱えているからです。そのような点からも、レトロカーに乗るメリットはそれほど多く無いと思います。
(参考:自動運転機能の自動車が出たら買い替えたいな

しかし、それでもレトロカーに買い替えたいと思ってしまうのは、レトロカーには時代という魅力があり、それを実感しながら走行を楽しむことができるという醍醐味があるからです。このような点が、私が今、旧式の自動車に買い替えを検討している大きな理由でもあると言えるでしょう。

では旧式の自動車への買い替えは、昔の自動車だから簡単にできるかといえばそうでもありません。というのも、レトロカーは逆に古すぎて希少価値が高いことからかなりの値段になっていること、そして自分が希望する旧式の自動車がどこで売られているかが分からない、もしくは現在存在していない可能性があるため、そう簡単に旧式の自動車に買い替えられるわけでもないのです。

ただ、個人的には自動車は楽しみながら乗りたいという価値観を優先させたいので、自分が追い求めている旧式の自動車を見つけてそれに買い替えたいと思っています。